* HOME * シアタークラブ * メールマガジン


「帰郷」
-

 久しぶりのカンゲキ日記です。ご無沙汰してます。 書こうと思わせてくれたのは、今週末ピクニックとしては久しぶりの劇場「イムズホール」である「帰郷」という芝居です。福岡出身・福岡育ちの役者たちが、福岡弁・博多弁のセリフで演じる芝居です。サラリーマンNEOでもおなじみの入江雅人の作・演出の作品。東京と福岡だけでしかやらないというというのも「粋」に感じます。
 はじまれば全て福岡弁なので、福岡・九州の人たちはそのまま芝居に入り込みやすい。かなり笑えますが、この「笑」も役者の力量のなせる技でしょうね。東京公演を見たときに一つ後ろの席で大きな声で笑っている女性がいました。公演終了後チラッと見たら小池栄子さんでした。他にも役者たちが多く見てたようで、終演後の楽屋がごった返してました。    
 内容は芝居を見てからのお楽しみなので見てから感じていただくとして、とにかく福岡の人ならよく知っている地名や、その地名にまつわるネタが盛りだくさん。話は「ゾンビ」が出てくるという設定なですが違和感なく見ることができます。現代社会のいろいろな問題も入れ込みつつ、面白くもほろっとさせられる2時間でした。

  2019年2月5日